アキアカネ

6月に羽化した後、山地に避暑に行くトンボとして、新聞によく取り上げられる。水辺にもっどてくるのは9月頃、10月まで見られる。一番上の写真は、羽化後をとらえたものだが、ヤゴがらが写っていない。羽化したところから、すでに移動した後と思われる。他のトンボは概ね夜明けの時間でまにあうが、アキアカネだけは、もっと早起きをしないと、ダメなようだ。

アジアイトトンボ

 

5月の発生と、9月から10月の2回のピークがあるものと思われる。広く分布する。上志段味に大産地があったが、区画整理で埋め立てられてしまった。

ウスバキトンボ

8月頃から11月初めまで、見られる。寒さに弱く、冬を越せないとされている。集団で道路など、飛んでいるのは、本種である。今では、昔のようなアキアカネの集団を見ることはない。

ウチワヤンマ

6月から9月にかけて見られる。シオカラトンボやコシアキトンボを蹴散らし池の止まり木を優先する。守山区のN氏によると、タイワンウチワヤンマが守山区内にも進出してきているとのことだが、2016年現在、志段味地区内ではまだ確認していない。

オオヤマトンボ

 

5月から9月にかけて、大きめの池で見られる。おすは、常に池の岸に沿い飛んでいる。それも夜明けの早朝からである。オス同士が出会うと、争いながら上空へ舞い上がる。

オツネントンボ(志段味)

越冬する3種類のトンボ(他にホソミオツネントンボ・ホソミイトトンボ)のうち、1番初め3月末に池に現れ、5月まで見られます。6月には、新成虫が、現れます。

オニヤンマ

誰もが知っているオニヤンマ、全国どこでも見られるといって過言ではないオニヤンマ、(石垣島・西表島はヒロオビオニヤンマ)7月から9月まで見られる。浅い流れでオスは、メスを待って飛び回り縄張りを巡回しており、時々木や草につかまり休む。

キイロサナエ

5月の中下旬に、羽化がみられ、約2週間後の6月頃に、見られる。天気のいい、10時から11時半ごろに見られる。午後3時頃にもみられるが、数は少ない。上の写真は、湿り気のある土面へ産卵している。