オオキトンボ

愛知県では、もう見られなくなった本種。9時頃から12時頃まで産卵に池に訪れる。連結、稀に単独で打水又は打泥産卵を行う。交尾は、T1池では、9時頃にわずかに見られるのみであったが、これは田んぼに囲まれた池であるため他所で交尾したペアが飛来するためであるのか。T2池では、オオキトンボの数は少ないが、池の周りでボツボツ見られた。ここは、ある程度山に囲まれているためなのか。

 

カトリヤンマ

朝と夕方に池上を飛び回るカトリマンマ。地元の方に、4時過ぎからと聞いていた、稲刈り後の田んぼに行く。たまたま同行させていただいた徳島県のY氏と撮影。氏によると以前よりだいぶ減っているとのこと。4時半頃からボツボツ産卵に訪れるのが見られ、5時頃にはいくつか見られた。それでも、志段味に比べればパラダイス、いまだ志段味ではまっとうな写真が撮れていない。翌日、交尾を探そうとしたが、見つけられなっかた。

タイリクアカネ

地元の方に、まだ時期が早いといわれた。確かに、1ペア確認できたのみだった。たまたま同行した、徳島県のY氏によると、ここ2~3年減ってきているとのことだった。また、連結したペアは、フニョンフニョンと翔び回り、オオキトンボより明らかに近づけない。また、来たかと思うと、シオカラトンボが、すぐに邪魔をしにくる。

ナニワトンボ

 

色は赤くないが、アカトンボの仲間。交尾が見られないと思っていたら、予想を裏切る12時すぎから観察でき、3時頃まで産卵を行う。交尾は、木の枝などに止まり、数分続く。連結又は稀に単独で打空産卵を行う。日陰の木が転がっているようなところを好むようである。