ミヤマサナエの羽化を撮りにいいた時、川の小さな中州でオジロサナエ羽化個体を発見。ほかにも羽化殻を2つ見つける。成虫が水辺に現れるのは、昼前後が多いような気がする。上流域の流れの弱く、浅い所があるような所で♂が縄張りを張るが、排他性は弱いような気がする。まだ、♀を見られていない。
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コフキオオメトンボ
コフキオオメトンボ、3度目の正直、これまで西表島で1度見たきりで、まったくお目にかかれなっかた。4年前、自然観察員(という名称だったと思う)と言われる方からポイントや時期をお聞きし今回のトライとなった。一番上の写真は、そのポイントで、発見。これで完全に撮った気になる。7時まで粘るがまったく現れず。西表島で一緒にイリオモテミナミヤンマを連写したトンボ屋さんが言っていた、5月に南大東島を訪れ学校から云々という場所を探すもよくわからず、しかしそれらしきポイントを2か所確認していたので、その後移動。いました、暗すぎてよい写真を撮れず。同所は、アメイロトンボも見られ、アメイロトンボはまだ明るい時間から飛び出すが、コフキオオメトンボは18:30頃にならないと水辺に現れない。19:00頃には、テンションが上がり♂たちは高速で飛び回り♂同士が、ぶつかる音が聞こえる。その拍子に、水面に落ちることもある。交尾は、飛翔しながら10秒程度で、警護産卵が多い。オオメトンボやアメイロトンボのような一か所での繰り返し産卵は見られなっかた。また、昼前薄暗い所で飛翔する姿も3度ほど確認した。一度は、非常に高速で闇雲に飛翔しているように見え、他は蝶のようにゆったり飛んで、一時止まったのが一番下の写真。
サイジョウチョウトンボ
2023年10月から西表島で見られるようになったとお聞きしたサイジョウチョウトンボ。少しうろうろしただけだ3か所で確認できたことからすでに広範囲で生息しているものと推測される。ベッコウチョウトンボに追われることが、あったり(写真)、ベッコウチョウトンボと交尾態となって飛翔するところも確認している。また、ベッコウチョウトンボの群れに混じって飛翔、休憩を繰り返すサイジョウチョウトンボも見られた。
マルタンヤンマ
いることは、わかっていたがなかなかお会いできなかったマルタンヤンマ。これまで、らしい影を上空に見上げるだけだった。出会いは突然。マルタンヤンマが、一瞬目に飛び込んできたが、消えた。 ? ? オオシオカラトンボの♀と間違えた。そんな馬鹿な。よくみると、ミクリのあいだから僅かに見えた。産卵に来ているようだ。発見10:42、それからあちこちと場所を変えながらミクリに止まり産卵を続け10:46に終了、マルタンヤンマは姿を消した。これまで、上空を見上げるばかりだったが、2024年はそこそこ低い所を黄昏飛翔する本種を見ることができた。例年は、30分ぐらいで2~3回見られればいいほうだったが、視野の中に2~3頭を確認することもあった。