この時、新潟県の湿地で見るイトトンボはすべて本種であった。
オツネントンボ
成虫で冬を越す、終わりゆく秋のひなたぼっこ。
オツネントンボ(志段味)
越冬する3種類のトンボ(他にホソミオツネントンボ・ホソミイトトンボ)のうち、1番初め3月末に池に現れ、5月まで見られます。6月には、新成虫が、現れます。
オナガサナエ
6月中旬から8月。ただし、志段味地区内で成熟した成虫にお目にかかっていない。志段味地区内の庄内川上流域では、多くのヤゴガラを確認できるが、吉根あたりの下流域では、僅かにしか確認できない。
オニヤンマ
誰もが知っているオニヤンマ、全国どこでも見られるといって過言ではないオニヤンマ、(石垣島・西表島はヒロオビオニヤンマ)7月から9月まで見られる。浅い流れでオスは、メスを待って飛び回り縄張りを巡回しており、時々木や草につかまり休む。
カオジロトンボ
高山市では、高地の湿地に生息しており、現地では7月から8月にかけて、たくさん見られる。北海道浜中町では、海からすぐの湿地で見られた。
カトリヤンマ
朝と夕方に池上を飛び回るカトリマンマ。地元の方に、4時過ぎからと聞いていた、稲刈り後の田んぼに行く。たまたま同行させていただいた徳島県のY氏と撮影。氏によると以前よりだいぶ減っているとのこと。4時半頃からボツボツ産卵に訪れるのが見られ、5時頃にはいくつか見られた。それでも、志段味に比べればパラダイス、いまだ志段味ではまっとうな写真が撮れていない。翌日、交尾を探そうとしたが、見つけられなっかた。
カラカネイトトンボ
とにかく小さくて見つけられない。いないなあ、と車に戻り、立ち××をしていたら、足元を飛ぶ本種を発見。上から未成熟、成熟、老熟。
カラカネトンボ
末端がポツンと切れたような感じで、他のエゾトンボ科と区別しやすい。晴天時の午後、木の葉に止まり数分間の交尾が見られらた。活動は、4時頃まで続く。
カラカネトンボ
止水に見られる。エゾトンボ科は、なかなか止まってくれない。昨年から3度目で、草に止まる写真が撮れた。やや曇りぎみっだた為なのか4回ほど止まった。他のトンボが活動しない朝早くから活動し、昼頃には水辺から姿を消す。