シロオビカワトンボ(クロイワカワトンボ)

石垣島と西表島の上流域、川沿いのほか、山道沿いで見られる。川では、コナカハグロトンボ、チビカワトンボなどと混生することがある。産卵は、単独で行われる(写真上から2番目)ことが多いが、♂の警護がつく(写真上から3番目)こともある(月刊むしに投稿済み)。水中の石・木の枝などに、数分から10分程度かけて行われる。警護がつかない場合、産卵中の♀に♂がアタックしてくる(写真上から4番目)ことがある。交尾は、付近の岩などに止まり行われる。他のトンボが、川から姿を消す5時過ぎでも、産卵・交尾活動が見られる。6時過ぎには、シロオビカワトンボも川での活動が見られなくなる。