以前から気になっていたが、他のトンボが忙しくスルーしていたが、目的のトンボが芳しくなく、探してみることにすると、あっけなく遭遇。生息環境は、山間の緩やかな流れの細流、3日間の観察では午後12時過ぎから4時頃までが、活動時間。細流を翔ぶオニヤンマやコシボソヤンマは、川の流れに沿い行ったり来たりするが、それとは明らかに異なり山道を飛んで行ったり、目線より高い所を飛んだりと撮影者泣かせでミルンヤンマに近い飛び方か。交尾は、出合頭に♂が♀を上空へ連れ去る。一つの観察では、15:54交尾で舞い上がり、16:05に♂♀別々に川に戻ってきた。その後16:15♀が産卵、水を含ませ、コケに水と共に卵を飛ばしていた。別のケースでは、13:41産卵中の♀を♂が連れ去り、13:46に戻ってきたが、その後の産卵は確認できなかった。