兵庫県でヒヌマイトトンボ撮影後、新潟県へ向かう。ついた日は、風雨が強かったが、翌日から天気回復。日がよく当たると、活発に動くが、曇りだとにぶるが、それでも活動は見られる。10時台に交尾・産卵が見られ、11時を少し過ぎると、まったく見られなくなる。交尾時間は長く、その後連結状態で水辺に現れ、水上に張り出した枝や水面上の植物などに産卵する。写真撮影中、藪の向こうから水の中を歩く大型動物の足音がどんどん近づいてきた。シカかとも思ったが、もシカしてということもあるので低い声でこちらの存在を知らせると、一気に逃げていった。後で地元の人に聞くと、シカはいないとのこと。クマの可能性が高いらしい。翌日からは、鈴をザックでなく自分のベルトにつけた。前日には、キャンプ場でイノシシも3頭見られた、とても自然豊かな所でした。
タグ: モノサシトンボ科
オオモノサシトンボ
オオセスジイトトンボと共存するが、本種は明るい所には出てこない。
タイワンルリモントンボ(マサキルリモントンボ)
なかなかお目にかかれないトンボ。やや山深く入らないと出会えない。シダがはえているようなところで、見つけられることが多い。産卵(写真一番下)は、連結態のまま行われる。
リュウキュウルリモントンボ(アマミルリモントンボ)
山深い現流域で、観察できる。原河大川の支流へヤンバルトゲオトンボを探しに行ったときは、下流からリュウキュウハグロトンボ、オキナワオジロサナエ、本種、そして最上流にヤンバルトゲオトンボを見ることができた。
奄美大島のものは、亜種アマミルリモントンボとされ末端、腹部第10節が青。2018.7.18の観察では、湿ったコケ・落ち葉・木などに次々と約10分間の連結産卵があった。