昨年は、完全に空振りだったカラフトイトトンボ。偶然出会った道在住のY氏の助言で昨年より早い時期6月26日に来てみたが、晴天にも拘らず全く見られず。そのY氏にまた声をかけていただいた所によると、その数日前♂4,♀1を採集した人があったようだ。確かに、しっかりと足跡が残る。時間をおいて、その一週間後、何とか1頭だけ見られる。雲に太陽が掛かるといなくなるが、日が差すと現れる。その後♀が、現れることはなく、13:30、彼はねぐらへと帰っていった。
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キタイトトンボ
北海道のみにせいそくするが、現地ではでは、よく見られるトンボ。
クモマエゾトンボ
2017年に、1回行ったきり、道路の通行止めなどがありなかなか行けなかったが、やっと訪れることができた。2017年を含み計4回当地を訪れたが、そのわずかな経験の中で、完全な晴天時には、活動しないことが判った。2020.8.25に訪れた時には、全く雲がなく暑い日で、雪男の様な剛毛(?)が影響しているのか、クモマエゾトンボを見ることができなっかた。8.18は、一時的に日が陰った時とその後の日が出たわずか時間しか活動しなっかた。3番目の写真は、エゾトンボ科では珍しい静止産卵の様子(月刊むしに投稿済み)、一番下は生息地の様子。
コエゾトンボ
標茶町の峠では、たくさんの本種とモリトンボ・エゾトンボが上空を飛び回っているのを、観察した。音更町では、山間部の水が流れ出る湿地様のところで飛ぶ様子を、釧路市では池に流れ込む細流の少し空間の空いた所や流れ込みの草地の空間のあるところで見られた。
ハネビロエゾトンボ
以前から気になっていたが、他のトンボが忙しくスルーしていたが、目的のトンボが芳しくなく、探してみることにすると、あっけなく遭遇。生息環境は、山間の緩やかな流れの細流、3日間の観察では午後12時過ぎから4時頃までが、活動時間。細流を翔ぶオニヤンマやコシボソヤンマは、川の流れに沿い行ったり来たりするが、それとは明らかに異なり山道を飛んで行ったり、目線より高い所を飛んだりと撮影者泣かせでミルンヤンマに近い飛び方か。交尾は、出合頭に♂が♀を上空へ連れ去る。一つの観察では、15:54交尾で舞い上がり、16:05に♂♀別々に川に戻ってきた。その後16:15♀が産卵、水を含ませ、コケに水と共に卵を飛ばしていた。別のケースでは、13:41産卵中の♀を♂が連れ去り、13:46に戻ってきたが、その後の産卵は確認できなかった。
マンシュウイトトンボ
図鑑には、生息地「池沼」とあるが、見つけたのは細流の付近、たしかにそばに池はあったが。
ムツアカネ
名古屋の近隣では、岐阜県の高山湿地でしか見られないが、ここでは海のすぐそばで見られる。
モイワサナエ
不思議とオスに会えないモイワサナエ。下の写真が私の唯一のオスの写真。
モリトンボ(キバネモリトンボ)
標茶町では、エゾトンボがたくさん飛ぶ中に本種もいくらか飛んでいた。北海道在住のY氏によると、モリトンボとキバネモリトンボは、生態的には別らしく、モリトンボは大きな池にいるらい。
ルリイトトンボ
北海道産と福井県では、斑紋があきらかに異なる。大野市の池では、多くの本種が水面上を見られ、壮観であった。