アオサナエ(志段味)

キイロサナエを探しに行ってみたら、何と、シオカラトンボとバトルしているみかけないトンボ。緑だ。ここにアオサナエがいるとは、思ってもみなかった。環境としては、発生する可能性はあると思われる。これで志段味53種類目。2019年でも、同所で確認。

アキアカネ

6月に羽化した後、山地に避暑に行くトンボとして、新聞によく取り上げられる。水辺にもっどてくるのは9月頃、10月まで見られる。一番上の写真は、羽化後をとらえたものだが、ヤゴがらが写っていない。羽化したところから、すでに移動した後と思われる。他のトンボは概ね夜明けの時間でまにあうが、アキアカネだけは、もっと早起きをしないと、ダメなようだ。

アサヒナカワトンボ

4月下旬から5月に、志段味地区では、細流にみられ、ニホンカワトンボと混生するところもある。流れから離れた日当たりの良い山中でも、観察できる。

アジアイトトンボ

 

5月の発生と、9月から10月の2回のピークがあるものと思われる。広く分布する。上志段味に大産地があったが、区画整理で埋め立てられてしまった。

ウチワヤンマ

6月から9月にかけて見られる。シオカラトンボやコシアキトンボを蹴散らし池の止まり木を優先する。守山区のN氏によると、タイワンウチワヤンマが守山区内にも進出してきているとのことだが、2016年現在、志段味地区内ではまだ確認していない。

オオヤマトンボ

 

5月から9月にかけて、大きめの池で見られる。おすは、常に池の岸に沿い飛んでいる。それも夜明けの早朝からである。オス同士が出会うと、争いながら上空へ舞い上がる。

フタスジサナエ

4月下旬から5月に、池でみられる。サナエトンボ科の多くは、水際で羽化する。本種も同様で、一番下の写真は、枝に上がったヤゴを見つけるも刺激をしてしまい、いったん水に入ったものが、および戻ったのが8:52。 その後、羽が伸び切る12:10まで観察をした。

マルタンヤンマ

いることは、わかっていたがなかなかお会いできなかったマルタンヤンマ。これまで、らしい影を上空に見上げるだけだった。出会いは突然。マルタンヤンマが、一瞬目に飛び込んできたが、消えた。 ?   ?  オオシオカラトンボの♀と間違えた。そんな馬鹿な。よくみると、ミクリのあいだから僅かに見えた。産卵に来ているようだ。発見10:42、それからあちこちと場所を変えながらミクリに止まり産卵を続け10:46に終了、マルタンヤンマは姿を消した。これまで、上空を見上げるばかりだったが、2024年はそこそこ低い所を黄昏飛翔する本種を見ることができた。例年は、30分ぐらいで2~3回見られればいいほうだったが、視野の中に2~3頭を確認することもあった。