2015年、オキナワオジロサナエ(チビサナエ)は、この時点でまだ出始めで、成熟個体は上の1回のみでした。後は、川岸や川路氏の植物に止まるたくさんの羽化直後の個体を観察することができました。下の写真は、まだヤゴガラから離れていない個体です。2022年、やっと♀の産卵を観察。僅かに水が流れるところに、チョン、チョンと間を置きながら打水産卵、飛翔しながら卵塊ができてくる。産卵を観察できたのは、ほんの僅かな時間だった。
2015年、オキナワオジロサナエ(チビサナエ)は、この時点でまだ出始めで、成熟個体は上の1回のみでした。後は、川岸や川路氏の植物に止まるたくさんの羽化直後の個体を観察することができました。下の写真は、まだヤゴガラから離れていない個体です。2022年、やっと♀の産卵を観察。僅かに水が流れるところに、チョン、チョンと間を置きながら打水産卵、飛翔しながら卵塊ができてくる。産卵を観察できたのは、ほんの僅かな時間だった。
4月、オキナワコヤマトンボを期待して川で待っていると、♀がやや上流で産卵を始めた。頭の中では、♂が川沿いを通り過ぎていくことを想定して、待っていたため慌てた。何とか写真は撮ったが、着水場面をものにすることができなっかた。その後、天気が悪く写真を撮ることができなっかた。6月、改めて川に立つが、この日、1回だけのチャンスで終わり、その後のオキナワコヤマトンボが姿を見せることはなっかた。
こちらの喫茶店で教えてもっらた所は、以前ほど見られなくなった。新たに場所移動、見つけられず引き返し始めると「いました」どうも来た時間が早かったようで、活動は11:20~14:30頃まで、10m程度のテリトリーを行ったり来たり、一度だけ交尾飛翔見つけるが、すぐに見失う。曇ってくると活動しない。更に、暑くなると11:20頃には見られるが、16日は13:00過ぎ、17日はすぐに居なくなり、その後3回ちょっと見られただけで終わってしまった。さすがに春のトンボ、暑さに弱いようだ。
大きな池からほんの小さな用水路のようなところでも見られる。沖縄県では、どこの島でも見られるが、年によって発生数が大きく異なる。発生数が多いときは、空高くかたっまて飛ぶ本種が、観察できる。(写真上)南大東島の個体は、沖縄本島・八重山諸島と比べ、黒い。(写真中)交尾は、昼過ぎに見られることが多く、飛翔しながら又は植物などに止まり行われ、時間は2~30秒ぐらいか。
沖縄本島には、本種とヤンバルトゲイトンボが見られる。それも同じ水系で、混生しているわけではないが、同じ様な渓流の上流部で両種を見ることができた、不思議な感じがする。オスが、対峙しそのままゆっくり上昇する縄張り争いを観察した。
昼間は、はるか上空を飛ぶ♀、とてもカメラで捉えることができない。♂は、時折川に水を飲みに来るようである。夕方近くになると、高い所に♂♀とも集まってくるのが、観察できた。その中でペアができ、木に止まっているのが、上の写真。 2022年 集団飛翔を探すが、まったく見られない。多くて一瞬3頭が、視野の中に入るのがせいぜいであった。細流で数mの間を繰り返し飛翔する♂を2度観察した。相変わらず水を飲みに来る(もしかして水浴び) ♂を何回も観察したが、1度だけ♀も見られた。♀がゆっくり水面に近づいてきたので、産卵かと期待したが、オオシオカラトンボに邪魔をされ、遠ざかってしまった。
2014年、数枚写真を撮ったのみで、忘れていた存在だったが、今回5月に西表を訪れることとなり、天気の良い日に撮りに行こうと思っていた。良い天気がなく日が過ぎていき渓流に入っていた日、急速に天候が回復したため、急遽場所移動。目的のキイロハラビロトンボの♀を目視。あっちへ行ったり、こっちへ行ったりと写真を撮らしてくれない。そこへ♂が現れると♀は姿を消してしまった。その♂を写真に収め、少し離れたところでもう1頭♂を見つけた。休憩所につくと先ほどあったクワガタ屋さんが見え、なかなか見つけられないコクワガタを探し夜の12時まで頑張るとのこと、クワガタ探しの時ボウフラと共にキイロハラビロトンボのヤゴを見たことなどの話を聞き下山、もう夕方となりその時点で本種を見ることはなかった。
小さいが、コフキヒメイトトンボなどに比べれば見つけやすい。草があり、明るい水が僅かにある湿地様のところで見られる。下の写真では、上の青っぽい個体が警護する♂、下の黄色っぽい個体が産卵する♀、この観察では、交尾は短くすぐに産卵に移行した。
石垣島と西表島に生息する。水田にある小川から山中の渓谷まで幅広く生息する。下流域では、アカナガイトトンボ、中上流域では、クロイワカワトンボ、チビカワトンボなどと混生することがある。朝7時ごろには、もう♂が川で見られ、日の当たる流れの緩い石が顔を出しているような人気のところでは、小競り合いが絶えない。(写真上から4番目)、昼前後2時間ぐらいに交尾が行われるが、午後に多い。ふきんの小枝、岩などに止まり数分行われる。産卵は、1回しか確認していないが、このケースは、♀が単独で飛来し、すぐそばにいた♂なにも興味を示さなかった。水をせき止めてあった板の裏側ですごい水圧の中14:43から1時間33分もの間場所を移動しながら産卵を続けた。川での♂たちの喧噪も、3時頃には静まり、たたずんでいるが、午後5時前にはコナカハグロトンボの姿は、川から見られなくなる。
コフキオオメトンボ、3度目の正直、これまで西表島で1度見たきりで、まったくお目にかかれなっかた。4年前、自然観察員(という名称だったと思う)と言われる方からポイントや時期をお聞きし今回のトライとなった。一番上の写真は、そのポイントで、発見。これで完全に撮った気になる。7時まで粘るがまったく現れず。西表島で一緒にイリオモテミナミヤンマを連写したトンボ屋さんが言っていた、5月に南大東島を訪れ学校から云々という場所を探すもよくわからず、しかしそれらしきポイントを2か所確認していたので、その後移動。いました、暗すぎてよい写真を撮れず。同所は、アメイロトンボも見られ、アメイロトンボはまだ明るい時間から飛び出すが、コフキオオメトンボは18:30頃にならないと水辺に現れない。19:00頃には、テンションが上がり♂たちは高速で飛び回り♂同士が、ぶつかる音が聞こえる。その拍子に、水面に落ちることもある。交尾は、飛翔しながら10秒程度で、警護産卵が多い。オオメトンボやアメイロトンボのような一か所での繰り返し産卵は見られなっかた。また、昼前薄暗い所で飛翔する姿も3度ほど確認した。一度は、非常に高速で闇雲に飛翔しているように見え、他は蝶のようにゆったり飛んで、一時止まったのが一番下の写真。