ヒナヤマトンボ

大阪在住のH氏、なぜかよく会う、2023年も国頭村で同宿となった。彼に昨年ポイントを教えてもらった。1日目は、あっさりとお目に掛かれたが、結局5日中2日のみ、天候の影響もあったかもしれないが、よくわからない。午後4時前後の僅かな時間、捕食活動だろうか、やや上空を行ったり来たりしていた。

ヒヌマイトトンボ

これまでN氏の助言などから、東海地方で探していたが、残念ながら見つからず、確実な兵庫県豊岡市に出かける。木道があるが、だいぶ傷んでおり、ステンレスの木ねじが出ていたりとちょっと気お付けないと危ない。もっとも活動的なのは午前8時台、この時間帯に交尾が見られる。それ以外の時間は動きが少ない。同所にアオモンイトトンボ・アジアイトトンボも見られるが、それらは明るい場所を好む。ヒヌマイトトンボはやや暗いアシの間、またはその周辺の低い所で見られた。残念ながら、産卵を見ることはできなかった。

 

ヒメイトトンボ

止水の草地で見つけられる。コフキヒメイトトンボと、混生していることが多く、本種のほうが少ない。図鑑では、石垣島・西表島にも生息しているはずだが、見つけられていない。現時点で、確認できているのは、ここと南大東島のみ。

ヒメキトンボ

図鑑では、石垣島のほか、西表島・与那国島などの記載があるが、少ない経験では石垣島以外で見たことがない。よくわからないが、どこの池にいる、というものでもない。池のふちのある枝などに止まっていることが、多い。

ヒメトンボ

水辺よりも明るい草地で見かけることが多い。写真中・下の観察では♂のテリトリーにやってきた♀とすぐに交尾(写真中)、交尾時間は短くない。そのご♀は単独で産卵をはじめた(写真下)。

ヒメハネビロトンボ

八重山諸島の池で、数は少ないがよくみられる。産卵が、複雑で連結していた♀が一度解かれ、水面に産卵管をつけ(写真下)、それが終わるとその都度♂が、ピックアップを繰り替えす。

ヒロオビオニヤンマ

ヒロオビオニヤンマの写真を撮ろうと3日間同じ場所に通ったが、残念ながら♀には出会えなっかた。9時前から12時前ごろが、活動時間。♂は、川沿いを時々巡回し、♂同士が出会うと追尾しくるくると回ったり(上から3番目の写真)、直線で高速に飛翔する。

前回、ヒロオビオニヤンマの♀の写真が撮れなっかた為、再挑戦。4日間通う、最終日は天候が悪く♂もあまり見られなっかた。4日間の内♀が見られたのは、2日。どちらも朝9時過ぎ、産卵を観察した。2回とも、流れ出した付近で見られ、産卵はオニヤンマと変わらない気がした。

フタスジサナエ

4月下旬から5月に、池でみられる。サナエトンボ科の多くは、水際で羽化する。本種も同様で、一番下の写真は、枝に上がったヤゴを見つけるも刺激をしてしまい、いったん水に入ったものが、および戻ったのが8:52。 その後、羽が伸び切る12:10まで観察をした。