ウスバキトンボ

8月頃から11月初めまで、見られる。寒さに弱く、冬を越せないとされている。集団で道路など、飛んでいるのは、本種である。今では、昔のようなアキアカネの集団を見ることはない。

ウチワヤンマ

6月から9月にかけて見られる。シオカラトンボやコシアキトンボを蹴散らし池の止まり木を優先する。守山区のN氏によると、タイワンウチワヤンマが守山区内にも進出してきているとのことだが、2016年現在、志段味地区内ではまだ確認していない。

ウミアカトンボ

 

石垣島や沖縄本島でも見られるらしいが、お目にかかれていない。南大東島では、天水桶や池などで発生していると思われる。7時前には、♂・♀とも水辺にあらわれる。赤みの強いほうが♂。産卵は、連結して水面上に行われる。

エゾアオイトトンボ

アオイトトンボと混生する本種は、非常に見分けずらい。図鑑では、翅胸の模様の差・下付属器の形状・縁紋の差などが挙げられている。白紛を生じると翅胸の模様での見分けは難しい。

エゾアカネ

水辺をずっと探したが、まったく本種を確認できなっかた。駐車場に戻り、脇の草原を見ると♀、2頭確認できた。この時期、まだ生殖活動が始まっていないのだろうか。機会があれば、もっと遅い時期に、行ってみたい。

エゾトンボ

カオジロトンボやムツアカネの湿地に行く前に、明るい僅かの湿地に縄張りを張っていることが、多い。交尾産卵も目撃したことがあるが、全うな写真が撮れなかった。同所にタカネトンボも生息するが、こちらは池のやや暗めのところを飛翔。明らかに生息環境が異なる。高山市では、なかなか♀を見られないが北海道では群れて飛んでいることがよくある。