図鑑では、沖縄本島・石垣島・西表島などが生息地として挙げられているが、これまで石垣島では1回のみ、西表島でも1回のみ。高所を飛ぶ本種を、観察することがある。(写真上) 池では、昼前頃生殖活動が観察できる。(写真中)産卵は、連結産卵・警護産卵・単独産卵が見られる。
図鑑では、沖縄本島・石垣島・西表島などが生息地として挙げられているが、これまで石垣島では1回のみ、西表島でも1回のみ。高所を飛ぶ本種を、観察することがある。(写真上) 池では、昼前頃生殖活動が観察できる。(写真中)産卵は、連結産卵・警護産卵・単独産卵が見られる。
愛知県では、もう見られなくなった本種。9時頃から12時頃まで産卵に池に訪れる。連結、稀に単独で打水又は打泥産卵を行う。交尾は、T1池では、9時頃にわずかに見られるのみであったが、これは田んぼに囲まれた池であるため他所で交尾したペアが飛来するためであるのか。T2池では、オオキトンボの数は少ないが、池の周りでボツボツ見られた。ここは、ある程度山に囲まれているためなのか。
初めて目にしたのは、与那国島で夕暮れのころ優雅にとぶでかいトンボだった、この一枚が唯一の写真となった、残念ながら翌日も粘ったが見られなかった。それ以降お目に掛かることなく、石垣島で発生地があると聞いて探したがわからず、小笠原に行った時、3頭ほどの♂を見つけ写真を撮るがあまりまっとうなものが取れず、最後の日と思うものの天気が悪くあきらめる。西表では、ウミアカトンボが見つけられず毎回確認している田んぼ周辺で初めてお目にかかれ喜んでいると、らしきトンボが川沿いをとぶ。連写しやっとまっとうな写真が撮れた。西表は、ウミアカトンボと共にオオギンヤンマも一時的な飛来ではないかと思われるが、父島は、一瞬で3頭目撃しており、定着の可能性が高いと思われる。
2017年、おとずれたときは、なかなか見つけられなっかた。低い所に止まらないからだ、昼近くになると低い所に止まりやっと写真が撮れるようになった。
2019年、オオサカサナエの羽化を撮ろうと出かけた。9時頃、羽化が始まっている個体を発見。上から3つと、下2つは別の個体。5枚目の写真から♀と判る。10時前には、翅が広がったかと思うと、すぐに飛び去った。一番下は、早朝の一時、砂浜に集まるオオサカサナエ、至近距離だと、争いが始まる。
シオカラトンボよりやや大きい、6月から9月にかけて、みられる。湿地様のところで、のみ観察することができる。まん中の写真の交尾後、♂の警護のもとすぐに産卵に入る♀(下の写真)。
どこにでもいるトンボではないが、現地では、思いの外たくさん見られた。
1頭しかいないのか、たまに池の上を飛んでは、どこかに行ってしまう、ひたすら待ちの撮影だった。
樹林帯の池、湿地などで見られる。上の写真は、♀が産卵のためホバーリングしており、写真は写っていないが♂がそばで警護していた。下の写真は♂
夕刻のトンボ。沖縄本島、南大東島、石垣島、西表島、与那国島で確認している。初めて本種を見たのは、与那国島の樹林帯の流れ、暗闇の中、縦横無尽に飛ぶためまったく手が出なかった。開放水面では、水際を飛ぶことが分かり、やっとカメラに収めることができた。飛びながらの交尾時間は数秒(写真上から2番目)、その後♀単独で産卵産卵に入った(写真中)。産卵は、水面近くの植物、浮遊物などに沿って行われる。単独産卵では、産卵中に♂にさらわれていくことがあり、♂が警護産卵をすること(写真一番下、右上が♂)もある。産卵は、あちこちで行われる場合と、一か所で行われる場合があるが、一か所の場合左右に翔びながら、1回づつ産卵を繰り返す。その場合、水面近くになると下から2番目のような姿勢をとる。曇りの日には、早くから水辺にあらわれる。開放的な所で本種を見ることはなく、樹林帯のある水辺のみに生息する。
オオセスジイトトンボと共存するが、本種は明るい所には出てこない。