シコウトゲオトンボを探し、足摺岬を海沿いに車を走らせる。2~3か所当たるが、良い所がない。大きくカーブした使われなくなった道に入るとらしい場所を発見。数頭の♂を見つけるが、♀を見つけられず。翌日以降、雨予報。日高村で車を走らせ、よさげの所を発見。ここでも♂のみ。まだ、時期がはやいのか。下の写真は、生息地。
シコウトゲオトンボを探し、足摺岬を海沿いに車を走らせる。2~3か所当たるが、良い所がない。大きくカーブした使われなくなった道に入るとらしい場所を発見。数頭の♂を見つけるが、♀を見つけられず。翌日以降、雨予報。日高村で車を走らせ、よさげの所を発見。ここでも♂のみ。まだ、時期がはやいのか。下の写真は、生息地。
石垣島と西表島の上流域、川沿いのほか、山道沿いで見られる。川では、コナカハグロトンボ、チビカワトンボなどと混生することがある。産卵は、単独で行われる(写真上から2番目)ことが多いが、♂の警護がつく(写真上から3番目)こともある(月刊むしに投稿済み)。水中の石・木の枝などに、数分から10分程度かけて行われる。警護がつかない場合、産卵中の♀に♂がアタックしてくる(写真上から4番目)ことがある。交尾は、付近の岩などに止まり行われる。他のトンボが、川から姿を消す5時過ぎでも、産卵・交尾活動が見られる。6時過ぎには、シロオビカワトンボも川での活動が見られなくなる。
地元の方に、まだ時期が早いといわれた。確かに、1ペア確認できたのみだった。たまたま同行した、徳島県のY氏によると、ここ2~3年減ってきているとのことだった。また、連結したペアは、フニョンフニョンと翔び回り、オオキトンボより明らかに近づけない。また、来たかと思うと、シオカラトンボが、すぐに邪魔をしにくる。
沖縄では、普通に見られるが、たくさんの個体を見ることはない。未成熟な個体は、水辺からはなれた草地などで見られる(写真上)。2018.6.17台風後の南大東島はタイリクショウジョウトンボだらけ、下の写真は、単独で産卵する♀。
タイワンシオカラトンボは、これまで奄美大島で2連敗中、オオシオカラトンボを沢山見てきた。今回は、妻のお供なのであまり時間が取れなっかたが、やっと本種を見つけることができた。27日は、時間をもらい地図上で目星をつけたところに車を進めるが、途中で許可車以外進入禁止であきらめる。もう一か所は、カーナビ表示が、どんどん道を外れていく、戻り別の道を行くもまた同じ。ちょっとよさげな所があり待つが全くでない。ここで昼食。カーナビを適当にいじり、目星を付けると、途中それらしきを発見。オオシオカラトンボに交じりタイワンシオカラトンボ1♂確認。明らかにオオシオカラトンボより小さく、やや色が薄い感じがする。時々タイワンシオカラトンボがちょっかいをかけてくるが、かわしながら縄張りを保持していた。翌日、妻のお供で車を走らせているとよさげな場所を発見。昨日と同様タイワンシオカラトンボ1♂確認。
対馬の湿地または湿地様な廃田。♂は、8時頃、♀は9時頃から湿地に姿を現す。生殖活動は、♀がいなくなる午後3時頃まで、♀の飛来時に行われる。交尾は、1分程度か、交尾後すぐ産卵に入る場合もあるが、しばらくの休息後(3枚目の写真)、産卵を始める場合もある。産卵は、♂の警護がある場合が多い。♂が、多いので良い場所、開放水面が広すぎない所に陣取った場合のほうが、より♀に出会えるようだ。開放水面が広い所の♂は全く♀に出会えない、この場合警護中の産卵であっても、♀を奪い取るという手に出る♂も観察した。♂も午後4時頃には、湿地から姿を消す。
なかなかお目にかかれないトンボ。やや山深く入らないと出会えない。シダがはえているようなところで、見つけられることが多い。産卵(写真一番下)は、連結態のまま行われる。
上流域の渓流、細流でみられる。コナカハグロトンボ、クロイワカワトンボなどと混生することがある。交尾は、岩や植物などに止まり数分行われる。産卵は、苔の生えた岩などに止まり連結または♀単独で行われる。連結での産卵は、短いが、単独での産卵は場所を変えたりしてじっくり行われる。一番下は、朽木に単独産卵する♀、発見したときはすでに産卵しており、発見時から20分以上同じ朽木で産卵を続けた。午後5時ごろには、チビカワトンボの姿を川辺で見ることができなくなる。
夏には、日の出と日の入り時しか、お目にかかれないトビイロヤンマ。温度が低いためか11月は日の出時の活動はなく、この時は8時過ぎから10時半ごろまでの活動と、日の入りの17時半頃の黄昏飛翔が見られた。なお、前日は長袖1枚では寒いような日で、1日中全く活動がなっかた。なお、上が緑の複眼の♀で、下が青の複眼の♂。
色は赤くないが、アカトンボの仲間。交尾が見られないと思っていたら、予想を裏切る12時すぎから観察でき、3時頃まで産卵を行う。交尾は、木の枝などに止まり、数分続く。連結又は稀に単独で打空産卵を行う。日陰の木が転がっているようなところを好むようである。