日当たりのいい池などで、普通に見られる。沖縄では、どの時期でも見られる。交尾は、草などに止まり行われ、時間は長い。(写真下)
ヒナヤマトンボ
大阪在住のH氏、なぜかよく会う、2023年も国頭村で同宿となった。彼に昨年ポイントを教えてもらった。1日目は、あっさりとお目に掛かれたが、結局5日中2日のみ、天候の影響もあったかもしれないが、よくわからない。午後4時前後の僅かな時間、捕食活動だろうか、やや上空を行ったり来たりしていた。
ヒヌマイトトンボ
これまでN氏の助言などから、東海地方で探していたが、残念ながら見つからず、確実な兵庫県豊岡市に出かける。木道があるが、だいぶ傷んでおり、ステンレスの木ねじが出ていたりとちょっと気お付けないと危ない。もっとも活動的なのは午前8時台、この時間帯に交尾が見られる。それ以外の時間は動きが少ない。同所にアオモンイトトンボ・アジアイトトンボも見られるが、それらは明るい場所を好む。ヒヌマイトトンボはやや暗いアシの間、またはその周辺の低い所で見られた。残念ながら、産卵を見ることはできなかった。
ヒメアカネ
5月下旬から11月初めまで、湿地で見られる。
ヒメイトトンボ
止水の草地で見つけられる。コフキヒメイトトンボと、混生していることが多く、本種のほうが少ない。図鑑では、石垣島・西表島にも生息しているはずだが、見つけられていない。現時点で、確認できているのは、ここと南大東島のみ。
ヒメキトンボ
図鑑では、石垣島のほか、西表島・与那国島などの記載があるが、少ない経験では石垣島以外で見たことがない。よくわからないが、どこの池にいる、というものでもない。池のふちのある枝などに止まっていることが、多い。
ヒメサナエ
なかなか見つけられなかったヒメサナエ、二代目師匠u氏に教えを請いやっとお目に掛かれました。羽化は、生息地から予想を上回る下流、オジロサナエと同所的に見られた。成虫は、日が差す渓流で、石に止まり縄張りを誇示している。
ヒメトンボ
水辺よりも明るい草地で見かけることが多い。写真中・下の観察では♂のテリトリーにやってきた♀とすぐに交尾(写真中)、交尾時間は短くない。そのご♀は単独で産卵をはじめた(写真下)。
ヒメハネビロトンボ
八重山諸島の池で、数は少ないがよくみられる。産卵が、複雑で連結していた♀が一度解かれ、水面に産卵管をつけ(写真下)、それが終わるとその都度♂が、ピックアップを繰り替えす。
ヒメホソサナエ
石垣島・西表島の樹林帯では5月から6月普通にみられる。交尾を観察できたのは下の写真が唯一、交尾時間は長かった。