マダラナニワトンボ

池に戻ってくるのは、10月から11月。昼頃が、産卵に忙しい。一番上の写真は正に卵が落とされようとしているところ。(見にくいときは、拡大してみて下さい。)

マユタテアカネ

7月の羽化後、9月から10月にかけて、水辺に現れる。志段味地区内に、広く分布する。本種を含め、アカトンボの仲間は、昼頃に交尾・産卵をする。

マルタンヤンマ

いることは、わかっていたがなかなかお会いできなかったマルタンヤンマ。これまで、らしい影を上空に見上げるだけだった。出会いは突然。マルタンヤンマが、一瞬目に飛び込んできたが、消えた。 ?   ?  オオシオカラトンボの♀と間違えた。そんな馬鹿な。よくみると、ミクリのあいだから僅かに見えた。産卵に来ているようだ。発見10:42、それからあちこちと場所を変えながらミクリに止まり産卵を続け10:46に終了、マルタンヤンマは姿を消した。これまで、上空を見上げるばかりだったが、2024年はそこそこ低い所を黄昏飛翔する本種を見ることができた。例年は、30分ぐらいで2~3回見られればいいほうだったが、視野の中に2~3頭を確認することもあった。

 

ミナミトンボ

2022年、西表島でお会いした、日本のトンボは概ね採取したといわれる方から、ミナミトンボは、3月下旬から4月上旬がいいと教えられた。図鑑の朝夕の薄暮時、に惑わされ、見つけられない。3か所目でミナミトンボ発見。緩やかな流れで、早い時間で11時過ぎ、14:30~16:30ぐらいが一番活発。なお、曇っていると見られない。交尾は、4/4 14:30、4/5 16:30 の2回確認できたが、4/4はすぐに見失う。4/6は、交尾状態のまま止まるところを探しているのか、飛び回り暫くして草に止まる。交尾時間は、リュウキュウトンボより短い。その後、産卵することなく、居なくなった。♂は、ベニトンボと衝突することがあったが、意気消沈するのか、暫く水辺にもどってこなかった。同種のミナミトンボは、追い返していた。5月、活動時間がやや変わっていた。晴天時は8:30~11:00頃、14:00~17:00過ぎ頃まで、そして4月は川沿いの飛翔のみであったが、夕方は広い範囲を飛翔していた。これからも季節が変わると活動時間が変わっていくのだろうか。

ミナミヤンマ(カラスヤンマ)

現地に着くと、すでに撮影者有り。地元のO氏で、シコクトゲオトンボの写真が入った名刺をいただき、話を聞かせていただいた。日中は、♂が川沿いを飛び回り、ときに枝に止まり休憩するようだ。枝に止まっているところをO氏に教えていただいた。夕刻、♂・♀共上空を飛び回る。上は、♂。下は、♀の写真。なお、日高村では、採集は禁止されている。

ミヤマアカネ

7月から10月にかけて見られる。写真を見ていただくとわかるように、徐々に赤みをましていく。2018.9.23繁殖活動を観察、交尾は10秒以上続く、その後連結産卵、単独産卵も観察した。