イイジマルリボシヤンマ

わんさといるオオルリボシヤンマの中から、僅かにいるイイジマルリボシヤンマを瞬時に見分けるのは、大きさしかない。たまに間違えもするが、これがさしあたり手っ取り早い。産卵場所を探しているようなそぶりを見せたが、結局止まらず行ってしまった。

オニヤンマ

誰もが知っているオニヤンマ、全国どこでも見られるといって過言ではないオニヤンマ、(石垣島・西表島はヒロオビオニヤンマ)7月から9月まで見られる。浅い流れでオスは、メスを待って飛び回り縄張りを巡回しており、時々木や草につかまり休む。

カラスヤンマ

昼間は、はるか上空を飛ぶ♀、とてもカメラで捉えることができない。♂は、時折川に水を飲みに来るようである。夕方近くになると、高い所に♂♀とも集まってくるのが、観察できた。その中でペアができ、木に止まっているのが、上の写真。     2022年 集団飛翔を探すが、まったく見られない。多くて一瞬3頭が、視野の中に入るのがせいぜいであった。細流で数mの間を繰り返し飛翔する♂を2度観察した。相変わらず水を飲みに来る(もしかして水浴び) ♂を何回も観察したが、1度だけ♀も見られた。♀がゆっくり水面に近づいてきたので、産卵かと期待したが、オオシオカラトンボに邪魔をされ、遠ざかってしまった。

トビイロヤンマ

夏には、日の出と日の入り時しか、お目にかかれないトビイロヤンマ。温度が低いためか11月は日の出時の活動はなく、この時は8時過ぎから10時半ごろまでの活動と、日の入りの17時半頃の黄昏飛翔が見られた。なお、前日は長袖1枚では寒いような日で、1日中全く活動がなっかた。なお、上が緑の複眼の♀で、下が青の複眼の♂。

ヒロオビオニヤンマ

ヒロオビオニヤンマの写真を撮ろうと3日間同じ場所に通ったが、残念ながら♀には出会えなっかた。9時前から12時前ごろが、活動時間。♂は、川沿いを時々巡回し、♂同士が出会うと追尾しくるくると回ったり(上から3番目の写真)、直線で高速に飛翔する。

前回、ヒロオビオニヤンマの♀の写真が撮れなっかた為、再挑戦。4日間通う、最終日は天候が悪く♂もあまり見られなっかた。4日間の内♀が見られたのは、2日。どちらも朝9時過ぎ、産卵を観察した。2回とも、流れ出した付近で見られ、産卵はオニヤンマと変わらない気がした。