クロサナエは、いるのはわかっていてもなかなかお会いできない。昨年・今年と何回も同じ場所に通いやっと撮れたのが上の写真。上段は、羽化後、体液を排出している♀の写真、その後すぐに飛び立っていった。下の写真は、未成熟の♂。
投稿者: sugomoroko
クロスジギンヤンマ
5月から6月にかけて、見られる。ギンヤンマと異なり、産卵は単独で行われる。コシアキトンボが乱れ飛ぶ暗くなり始めたころこの産卵を観察したが、日中の産卵も観察しているので、産卵時間に規則性はないのか。通常、止水で観察されるが、流水での産卵もある。
グンバイトンボ
6月頃に見られる。交尾は、昼過ぎ頃から始まる。
コエゾトンボ
標茶町の峠では、たくさんの本種とモリトンボ・エゾトンボが上空を飛び回っているのを、観察した。音更町では、山間部の水が流れ出る湿地様のところで飛ぶ様子を、釧路市では池に流れ込む細流の少し空間の空いた所や流れ込みの草地の空間のあるところで見られた。
コオニヤンマ
6月から8月にかけて、見られる。せとしで、2頭のオスがズート縄張り争いをゆっくりと続けているのを観察。気が長いのか、やる気がないのか、
コオニヤンマ(志段味)
6月から8月。ただし、志段味地区内では、6月の発生時期にしか、お目にかかったことがない。瀬戸市などで、小川の流れが緩い所でオスが縄張り争いを観察している。発生時期は、短距離を飛んで、どたっと止まる感じだ。6月8日、午後なぜか小さな池に5頭ほどのコオニトンボが集まってきた。オニヤンマに似るが、目玉(複眼)が小さい。
コサナエ
新潟や青森では、それなりにみられる本種だが、名古屋の近隣では岐阜県の土岐にいるとか、聞くが、いまだお目にかかれないでいる。
コシアキトンボ
6月から7月にかけて見られる。昼間は、林間の道を高く飛んでいたりするが、夕刻水面を入り乱れるように飛び回る。
コシキトゲオトンボ
フェリーで、上甑島へ、何となく車を走らせていると遠目木山登山口の表示が目に入りそちらに向かう。登山口に車を停めるスペースがなく、そのまま進むとらしいとこを発見。♂1頭を見つけ、その上がよさそうだがちょと自信がなく断念。車を走らせこれと思うところを当たるが見つからず。見晴らしの良い所だけ何故か草刈りをされていた。そこも過ぎ、1回りしたぐらいのところで、良さげな所と思ったら車の前にコシキトゲオトンボ。ここで粘ることに。上からの流れが、道沿いの水路に流れているがそこにもポツポツと♂が見られる。翌日も同所に、交尾10:19から10:27まで、その後産卵するが、すぐにどこかに行ってしまった。6月11日、中甑島で探すも、雨の影響もあったのか、見つけることができず終わる。一番下は、発生地の写真。
コシブトトンボ
小さいが、コフキヒメイトトンボなどに比べれば見つけやすい。草があり、明るい水が僅かにある湿地様のところで見られる。下の写真では、上の青っぽい個体が警護する♂、下の黄色っぽい個体が産卵する♀、この観察では、交尾は短くすぐに産卵に移行した。